入れ歯とは

入れ歯は、歯を失った人が咀嚼機能や見た目を改善するために使用する人工の歯です。 歯を失った場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの選択肢がありますので、それぞれの患者様のニーズに合わせた、最適な解決策をご提案いたします。


入れ歯治療の流れ

1

初診

患者様のお口の中を詳しく診察し、必要な治療の範囲と入れ歯の形態を決定します。

2

型取り

患者様のお口の中にぴったりと合う入れ歯を製作します。

3

試適

入れ歯のフィット感や噛み合わせを確認し、快適な使用感を得るための微調整を行います。

4

完成

最終的な調整を終えた入れ歯をお渡しし、その使用方法とお手入れの指導を行います。


歯を失った時の治療の種類

入れ歯

メリット

コスト: 比較的低コストで治療が可能です。
調整可能: 使用中に調整や再製作が容易です。

デメリット

安定性と快適性: 入れ歯は安定しにくいことがあり、長時間の使用で不快感を感じることがあります。長期の使用に対しては、顎の骨がやせる等お口の中の状況に変化があると再製作の必要があります。
骨吸収: 長期にわたる使用により、顎骨の退縮が進行することがあります。
維持管理: 定期的な清掃とメンテナンスが必要です。


ブリッジ

メリット

自然な感覚: 自分の歯に近い感覚で使用でき、見た目も自然です。
固定式: 日々の取り外しの必要がなく、一度装着すると安定しています。
機能性: 咬合力が高く、食事の際の機能性が向上します。

デメリット

隣接歯への影響: ブリッジを支えるため隣の健康な歯を削る必要があり、これが歯の寿命を縮める可能性があります。
耐久性の問題: ブリッジの寿命は一般的に10年程度で、それ以降は再製作が必要な場合があります。


インプラント

メリット

長期的な解決: 適切なケアで生涯持続する可能性があります。
骨の保護: インプラントは顎骨の退縮を防ぎ、骨の健康を維持します。
隣接歯に影響しない: 隣の歯を削る必要がなく、自然な歯を保護します。

デメリット

コスト: 保険外の治療になります。
合併症のリスク: 稀に感染による上顎洞炎や神経損傷が起こる可能性があります。また、適切な清掃を行わない場合には、インプラント周囲炎になることがあります。

これらの比較を参考に、患者様の健康状態、ライフスタイル、予算などに基づいて、最適な治療法を選択することができます